翻訳の仕事の3つの報酬について

初めまして、タケルです。

早いもので、私がゲーム翻訳の仕事に就いて約8年が経ちました。
これだけ長く続けられた理由は何だろう?と、自分でもよくわかっていなかったのですが、それを考えるきっかけがあったので、少し紹介したいと思います。

落合 陽一さんの著書『超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト』という本を読みました。

f:id:localize_hg:20180823160208p:plain

その中で、「習慣を継続するためには3つの報酬が必要」という内容があったんですね。

3つの報酬というのは
ギャンブル性、コレクション性、快感の3つで
ざっくり以下のような説明でした。

1.ギャンブル的

ドキドキして、たまにうまくいく。毎回チャレンジして、競争して、誰かに勝つということ

2.コレクション的

収集欲

3.快感

体感的な心地よさ。その場の快楽的な報酬。爽快感だったり、五感を刺激すること。

ゲーム翻訳における3つの報酬って何だろう?と考えた時に
私はこんなことを思いつきました。

ギャンブル的

翻訳物がユーザーに喜んでもらえるかどうかわからないという点で、ギャンブル的です。

コレクション的

自分が翻訳した作品が残るという点、知らなかった単語などを知ることができるという点でコレクション的です。

快感

カッコイイスキル名、アイテム名を思いついた時、テンション上がります。

ユーザーから「クエストが楽しかった~」「アイテム名/スキル名がカッコイ!」という
評価をもらうと、非常に嬉しくなります。
翻訳やっててよかった~と思える瞬間ですね。

語学の勉強の報酬はこんな感じでしょうか。

1.韓国語能力試験などを受けるのであれば、受かるかどうかわからないというという点でギャンブル的。
2.知ってる単語が増えるという点でコレクション的。
3.語学がある程度できるようになれば、外国人と会話できるようになったり、また友達もできるという快感。

みなさんも是非、「3つ報酬」について考えてみてください~。

 

SNSでもご購読できます。